コーヒー好きの方なら、一度は夢想する「自宅でコーヒーを淹れたい!」。
僕自身、学生時代からコーヒーにハマり、喫茶店をめぐってはコーヒーを毎日のように飲んでいましたが、2年前に自分でも淹れてみたいと思い器具を一式購入。
それからほぼ毎日自宅でコーヒーを淹れる生活を続けています。
今回は、意外とすぐに始められるドリップコーヒーに必要な道具を集めました。
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Contents
自宅コーヒーの魅力
※もう自宅コーヒーへの決意は固まってるよ!という方は読み飛ばしてください。
おいしいコーヒーが毎日飲める
自宅ドリップコーヒーの魅力はコレにつきます。
家でコーヒーを楽しむためには、インスタント、コーヒーメーカー等もありますが、
自分で淹れるコーヒーの味は一段違います。
気持ちの違いとかではなく、本当に違います。
コーヒーを、朝の眠気覚まし程度にとらえるならこだわる必要もないですが、
生活を彩る嗜好品としてコーヒーを味わいたいなら、コーヒーの味を一番引き立たせることができるドリップに挑戦するのは素晴らしい選択肢です。
自分好みの味を探せる
コーヒー好きの方ならご存じだと思いますが、コーヒーの味は千差万別。
豆の産地や焙煎度、さらにドリップ時のお湯の温度、量、注ぐ速度によってさまざまな顔を見せます。
自分でドリップすることによって、自分の手でコーヒーの味をコントロールすることができ、好みの味を実験的に追究することができます。
コーヒーの醍醐味を味わうことができます。
ゆったりした時間を過ごせる
これにあこがれてドリップに関心を持つ人も多いのでは。
ドリップにかかる時間は2~3分。
その間は、華やかな香りをたてて膨らむコーヒー豆と向き合う、静かな時間です。
日々のルーティンにこの作業を挟むことで、瞑想ではないですが、日常の喧騒から離れリフレッシュする機会になります。
必須なもの
ドリップコーヒーに必須なものは、意外と少なく2つのみ。
- ドリップポット
- ドリッパー
を紹介します。
①ドリップポット
まずなくてはならないのが、お湯を注ぐためのドリップポット。
ドリップコーヒーは少しづつ、細く細くお湯を注ぐ必要があるため、専用の口が細いタイプを選びましょう。
(僕は初めティファールのケトルで直接注ごうとして大失敗しました)
一人用なら、小さめタイプが扱いやすいと思います。注ぎ口もこのくらい細いと初心者でも上手にできます。
(個人的な推しはこのポット。かわいいから)
このくらいのサイズだと2~3杯一気に淹れられます。
このくらいの注ぎ口だとドリップに若干練習が必要ですが、慣れてくると注ぐスピードに緩急がつけられて味の変化を楽しみやすいというメリットがあります。
②ドリッパー
ドリップに必須な道具2つ目はドリッパー。挽いたコーヒー豆をセットする器具です。
本当にざっくり、ドリッパーの個性として、形状別に円錐形/台形にわけられます。
- 円錐形(ハリオ式)…そこに大きい穴が一つ、注ぎ方によって味の違いが出やすい
- 台形(カリタ式orメリタ式)…底に小さい穴、一定の味で安定しやすい
ドリッパーはそこまで高価ではないので、どちらも試してみるのも一つの手ではありますが、個人的にはドリップによる味の変化を楽しみやすい円錐形がおすすめです。
また、ドリッパーには紙フィルターも必要。円錐形、台形それぞれの形状にあったフィルターがあるので、間違えないように選びましょう(スーパー等でも売っています)。
円錐形
台形
必須ではないが、あるとより楽しめるもの
なくても何とかなるけど、あったほうがいいものです
- コーヒーグラインダー
- スケール
- 温度計
- お気に入りのカップ
①コーヒーグラインダー
コーヒー豆を挽くためのグラインダー。
コーヒー豆は基本スーパーやコーヒー豆焙煎所、または通販等で買います。
コーヒー豆はすでに挽いてある粉でも売っていますが、できれば豆のままで買い、自宅で挽きたいところ。
その理由としては、豆と粉では鮮度がまるで違うからです。
豆のままなら2週間前後おいしさを保てるコーヒーも、一度粉にしてしまうとその鮮度は3日程度に。
また、コーヒー豆の中に含まれている二酸化炭素が抜けてしまう関係で、鮮度が落ちた粉はドリップしてもうまく膨らまず、ドリップが難しくなってしまいます。
なので、お試しで粉を購入するのはいいと思いますが、どうせ自宅ドリップを楽しむならグラインダーを用意し、コーヒーを飲む直前に自分で挽くのがいいと思います。
- 手動…安価、手挽のガリガリ感が楽しめる、ただ疲れるし手間はかかる
- 電動…高価、ラク、ある程度の置き場所は必要
基本的に、ドリップをずっと続けていく前提なら、自ずと電動タイプになってくると思います。手間が段違いなので、、、
とはいえ、ある程度の置き場所も必要ですし、安くもないので(あまりに安いのは性能悪いので選ばないほうがいいです)、はじめは手動でやってみて、楽しくなってきたら電動を、、、みたいな買い方でもいいと思います(僕はそんな感じでした)。
手動だとこんな感じ。いずれ電動に買い替えるときのことも考えてインテリア的にもおしゃれなものを選ぶのがいいかもしれません。
こういうのもおしゃれ
電動なら評価が高いのがこちら。挽目の調節がしやすく、エスプレッソ用にも対応。
均一にコーヒー豆を挽くことができます。
こちらはコスパ◎なタイプ。
安価な分、挽き目にバラつきがあり、安定した味にはなりにくいですが、それでも充分おいしいコーヒーを楽しめます。
こちらも合わせて。僕が使っているグラインダーです
②スケール(量り)&タイマー
コーヒー豆の重さ、抽出したコーヒーの重さを量るためのスケールと、時間を計るタイマー。
ドリップを楽しむためには、ここは正確にしたいところです。ここらへんの調節で味を変えていくのもドリップの醍醐味。
とはいえ、特別な機能はいらないのでご自宅にあるスケール&タイマーで充分です。
本格志向であればこのような感じのタイマー&スケールが一体化した便利タイプもあります。
③温度計
こちらも、タイマー&スケールと同様、お湯の温度でコーヒーの味は劇的に変化するので、毎回一定の温度で抽出するために温度計は準備しておきたいです。特別な機能は必要ないです。
④お気に入りのカップ
これは何でもいいのですが、せっかくならテンションが上がるお気に入りのカップを見つけてみてください。
好きなカップで飲むコーヒーは格別です。。。
おわりに
自宅で淹れるコーヒーを飲む時間は、一日の中で本当に癒される時間になります。
興味のある方は、ぜひ試してみてください!