音楽

ネクライトーキー「明日にだって」の歌詞が気にし過ぎ人間にぶっ刺さった。

 

最近ハマってるネクライトーキー。

 

ついこないだ、

「こんがらがった!」を聴いて

 

キャ ーコレスゴイ!一番好き!

 

ってなったんですが、

ネクライトーキー「こんがらがった!」の解釈、非リアのイマジネーション讃歌。 – 小さな男∧静かな声

 

新曲「明日にだって」はこれを塗り替えたかも。

 


ネクライトーキーMV「明日にだって」

 

この曲のテーマは

「自分に妥協をしない」ということでしょうか。

 

自分のやりたいこと、成し遂げたいことを譲らない。

 

自分自身を偽らない。

僕はそう受け止めました。

 

諦めた方が楽

掻きむしって

踏ん張ったって

諦めが悪いなって笑われるのさ

アルバム『ONE』収録「明日にだって」(作詞・作曲:もっさ)から引用。以下引用部分は全て同じ

 

この曲の冒頭。

 

周囲の目というのは怖いものです。

「諦めの美学」を演じたくなる時もある。

 

夜になれば酷くなるもんだ

早く寝たいが課題があんだ

時間が足りないなんてつぶやく

虚しい言い訳だったな

うーっ。身に覚えあり。

 

かきむしって

意地張ったって

何も見つからん僕は嘆きながら

叫びたくって

散々だって

赤く腫れたあとだけが

腕に残る

そう、結局頑張っても上手くいかないことが

ほとんどなんですよね。

「何も見つからん」のです。

 

だから、早々に諦めた方が楽なんですよね。

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For気にし過ぎ人間?

ここから2番。

三十六計逃げたら

誰もいなくなったような

上手くいくことばっかり

考えていたような

「上手くいくことばっかり考えていたような」

が刺さりますね。

 

その通りです、、、

これを避けてちゃやりたいことなんて得られるわけないのに。

 

つってんしゃん つってんしゃん

ぼくは忘れてしまってた

怒ることも喚くことも

ぜんぶ  ぜんぶ

うーん。怒らない方が楽。

喚かない方がかっこいい。

 

ただ、「自分」はそこにはいないわけですね。

 

掻きむしって

そういえばって

受け入れられることが増えてきたような

一人になって

考えたって

冷蔵庫とベッドを行き来するだけ

 

いやー。

分かる。

めちゃくちゃわかる!

 

結局、自分がなにか働きかけたら

周りの人も楽しんでくれるって分かってんですよね!

 

自分の小さなミスなんかも、

優しいみんな1ミリも迷惑だと思ってないって、

分かってるんです!

 

一人になれば誰にも迷惑かけないけど、

それじゃ解決しないってことも分かってるんです!

 

分かっててもできない!

できないんだよな―!

 

この箇所がが2番のサビですが、

ここまで聴いて何となく感じてきました。

 

この曲、「気にし過ぎ人間」に向けた曲かな?

 

だから僕に刺さるのかも。

そう思い始めたら1番の歌詞までも

気にし過ぎ人間の僕に訴えかけてる気がしてきます。

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そろそろ疲れたな

無理やり笑って過ごすことも

そろそろバレるかな

友達にはなれないことも

これも身に覚えありますねー。

 

「気にし過ぎ人間」は

相手を傷つけないように

幼児玩具の注意書きばりに気を遣うので、

素の自分じゃなくて

「相手が気に入る自分」を演じるところがありますね。

 

「友達にはなれないことも」の一文、

大学一年生を思い出すな……。

 

この歌の全半と後半では、

少し歌詞のベクトルが異なるように感じます。

 

前半では、

多少意地張って我を通しても報われないし、

それならある程度のところで

諦めてしまった方が楽なんじゃないの?

という問いかけ。

 

後半は、自分を隠して過ごすことへの疑問。

 

「僕は忘れてしまってた 怒ることも喚くことも」

「受け入れられることが増えてきたような」

 

など、前半からの心情の変化が読み取れます。

 

「これだけは譲れない」

1番の歌詞は夢や理想の追求、

2番は人間関係を彷彿とさせる歌詞ですが、

たどり着く結論は同じラストサビです。

 

ラストサビ。

かきむしって

熱を上げて

これだけは譲れないと

守ってきた

明日にだって

明日があって

諦めの悪い僕らが笑うのさ

この歌詞にテーマが集約されている気がします。

 

「これだけは譲れないと守ってきた」

ここを大事にしなければ。

 

「明日にだって  明日はあって」

ここが僕が一番好きな歌詞です。

 

何となく僕のような気にし過ぎ人間って、

「今日」と「明日」のことしか考えてないと思うんですよね。

 

ここでわがまま言ったら

人間関係崩れちゃうかも、

だから相手にあわせよ。

 

これなら今日と明日は

平穏無事かも知れませんが、

 

その翌日はどうでしょうか?

ずっと同じように遠慮を続けるの?

 

今日やりたいことを諦めたら、

明日傷つくことはないけれど、

そのまた明日には何が得られているの?

 

それなら、今日も明日も、

あきらめ悪くやりたいことをやっていこうよ。

 

明日にだって明日はある。

僕はこのように受け止めました。

 

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この曲、聴き終わってから気が付いたんですが、

作詞・作曲が今までの朝日さん(ギター)じゃなくて、

もっささん(ボーカル)がやってるんですね。

 

確かに言われてみれば

これまでのネクライトーキーとは

ちょっと雰囲気が違う気もしたけど、

全然気づきませんでした。

 

この曲の発表前のyoutubeライブで

朝日さんが「ネクライトーキーは何やってもネクライトーキー的になる」

というようなことを言ってましたが、

そういうことでしょうか。

 

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