色彩検定は、趣味や仕事に幅の利く面白い検定です。
しかし、色彩検定を受ける際、「どのように勉強すれば?」「どのくらい難しい?」「2級から始めても問題ない?」と疑問に思う人も多いのでは。
この記事では、色彩検定の難易度、勉強法についてまとめました。
結論は、公式テキストがすべて。よって、暗記勉強が苦手でなければ2級から始めてOK。です。
Contents
3級からor2級から?
色彩検定を受ける際、「2級から勉強始めてもいいかな、それとも3級から丁寧に受けたほうがいいかな、、、」と悩む人もいると思います。
僕もその一人で、受けるときには3級か2級か悩みました。
結局、両方のテキストを読み比べて、「これなら2級から始めても受かるかな」と感じ、割とあっけなく2級合格しました。
この経験から、僕個人の考えとしては「2級からでも受かるかな、と思えるくらいならたぶん2級から始めても受かる」です。
勉強の時間が取れれば2級からでOK
まず大前提として、色彩検定は難しい試験ではありません。
もちろん、生ぬるいわけではないです。ちゃんと勉強しないと3級でも2級でも受かりません。
ただ、この検定の素晴らしいところは「勉強がちゃんと報われる」という点。
というのも、出題範囲はすべて公式テキストの範囲から。
トリッキーな問題などは全く出題されないので、しかるべき勉強時間を費やせばちゃんと合格できます。
そのため、勉強時間を確保できる人なら、2級から始めても問題ないと思います。
難度⇒勉強に苦手意識がなければ問題なし
前項で、「公式テキストの範囲しか出ないから、ちゃんと勉強すれば受かる」と書きました。
それでは、その公式テキストはどのくらいの難度なのか?
個人的には、色彩検定2級は「勉強に苦手意識を持っていない人なら乗り切れるレベル」だと感じています。具体的には、「高校の偏差値50以上」くらいでしょうか。
もちろん、色彩検定に費やす勉強時間にも依りますが。
繰り返しですが色彩検定は公式テキストからの出題がすべてのため、中学・高校で経験したような暗記テストに苦手意識がないなら2級から挑戦してもいいかもしれません。不安だったらまずは3級から始めてもいいでしょう。
勉強時間⇒1~2か月くらい
色彩検定2級の勉強時間については、
継続的に勉強できるなら1か月、
ゆるりとやるなら2か月程度で十分かなと思います。
もちろん、早めに取り組むに越したことはありません。
受験を思い立った日にテキストを買ってみて、自分で「このくらいのスケジュールでいけるかな」とイメージすることが大切です。
勉強方法
公式テキストだけ使えばOK
しつこいようですが、色彩検定は公式テキストからの出題がすべてです。
よって、検定合格だけを考えるなら公式テキストだけを勉強すればオールOKです。
テキストはいろいろ種類ありますが、「テキスト&問題集」のような形式の本がコスパ的にも利便性的にも最適でしょう。
問題集をこなさずに本番に臨むのは言語道断ですし、テキストと問題集を1っ冊ずつ買っても情報量に違いはありません。
具体的な勉強方法については、ご自分がやりなれた方法でこなしてください。色彩検定はシンプルな暗記勝負となるため、普段の勉強方法で十分通用します(奇をてらった勉強法をぶっつけで試しても大抵うまくいきませんもんね。。。)。
参考までに、僕の場合は、
- テキストを2~3周する。(途中の確認問題も丁寧に解く。)
- 「割と知識付いたんじゃね?」という段階で問題集の過去問題を解く。
- 大抵思ったより解けてないので、間違った部分をテキストで振り返って思い出す(そういえばそうだったな~って気分になるのが大事)
- ②~③を100点取れるまで繰り返す
といった感じで勉強して色彩検定2級をとりました。
勉強法に迷っている方は参考にしてみてください(繰り返しますが、いつもの勉強法があるならそれが一番いいです)。
外出時に意識してみる
テキストだけで不安なら、日常生活でも「色」について意識してみてもいいかもしれません。
色彩検定は、世界遺産検定だとかアロマテラピー検定とかと違って「日常に使える知識がありふれている」ことが魅力です。
テキストを開いたことがある人ならご存じだと思いますが、色彩検定の出題範囲にはコーディネートの配色名や電飾の名称などが含まれます。
外出するときに、街ゆく人に注目し「あ、あの人の服はトーナル配色だぞ」とか、「この電灯はおそらく水銀ナトリウムランプだから黄色っぽいんだな」とか意識してみるだけでも知識の身につき方が違ってきます。
また、勉強中から日常への転換を意識することによって、合格後もその知識を日常生活に役立てやすくなりますね。
まとめ
色彩検定は、
公式テキストがすべて。よって、暗記勉強が苦手でなければ2級から始めてOK。
という記事でした。
色彩検定は日常生活にも転用しやすくだれにとってもとって損はない検定なので、合格目指して頑張ってください!