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使わない人には気づかれにくいブックカバーの魅力に、『裏地のデザイン』があります。
多くのブックカバーは裏地がないか、無地の布を使って裏地を作ってます。
しかしたまに、表地に合わせたデザインの裏地になっているカバーもあるんですね。
ブックカバーの裏地なんて、所有者以外だれにも見られません(洋服の袖みたいに捲ることも無いし)。
それでも裏地をこだわる、これは作り手にブックカバーへの愛情がなければ生まれない発想です。
つまり、裏地を凝ったカバーは、
「『表紙を隠すツール』に折角だからデザイン性を持たせた」のではなく、
「ブックカバーをそれ自体『作品』としてデザインした」のだと思います。
(もちろん、裏地がなきゃいいカバーとは言えない!という訳ではないです)
例えばこのブックカバー。
コウモリの影に傘が混じってる、「コウモリ+傘」の遊び心溢れたブックカバー。
裏地がこんな感じです。
子供らしい世界観が広がってるんですね。
この裏地は自分にしか分からない訳ですが、これが裏に隠されていると思うと、表地の遊び心も一層かわいく感じませんか?
他にも、食パンのブックカバーの裏には、バター色のチェック記事。ベルトは焦げ茶。
ブタ柄ブックカバーの裏はドット柄。
よく見ると豚っパナが。。
シックな帆布ブックカバーの裏には大人の遊び心。
旅立つハリネズミのお供に、ダンゴムシ。
工夫された裏地を発見すると、「表地に合う生地を長い時間考えたんだろうなあ」と、作り手の愛情が垣間見えます。
それともうひとつ、「自分しか知らない一面」があるカバーは、使い手にとっても一層愛着が湧きますよね。
作り手にも愛され、使い手にも愛され、裏地が凝ってるカバーは幸せものだなあ。
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